Tokyo Yasai Style

東京での食と農について紹介するWebサイトです。毎日食べている野菜。しかし、一番野菜の消費量の多い東京では年々、農地が減少しています。本当は身近な存在なのに、なかなか「農」の現状を意識できません。そんな東京での「農」との付き合い方を考えていきます。

触って、考えて

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新宿発祥の「内藤とうがらし」で街を真っ赤なじゅうたんに
染めようというプロジェクトです。 内藤とうがらしプロジェクト 

内藤とうがらしをご存知ですか?
内藤とうがらしとは、内藤家の菜園(後の御苑)から広がった野菜の一つです。
品種は八房(やつぶさ)トウガラシ。
「内藤新宿周辺から大久保にかけての畑は真っ赤に彩られて美しかった」と言い伝えられています。
(「新宿の今昔」より)。
当時は成熟したものを漬物用や香辛料として使われました。

江戸時代、参勤交代のために江戸に屋敷を構えた各地の大名たちは、
やがて下屋敷で故郷の野菜を栽培するようになりました。
現在の新宿御苑とその周辺に家康から
受領した約20万坪以上もの屋敷を構えていた
内藤家(後の高遠内藤家)では、内藤唐辛子や内藤南瓜をはじめとする野菜が作られました。

その後、江戸の人口が増加するに従って
野菜の需要が増大、近郊農家では、これらの江戸野菜が盛んに栽培されたといわれます。

とくに唐辛子に関しては、文化7年(1810)から文政8年(1825)にかけて
幕府が編纂した「新編武蔵風土記稿」において、「世に内藤蕃椒(とうがらし)と呼べり」と紹介され、
近隣の畑一面を真っ赤に染める光景は壮観だったといわれます。

また江戸の食に欠かせない調味料として、
七色唐辛子などで広く親しまれてきました。
唐辛子売りの口上に、
「入れますのは、江戸は内藤新宿八つ房が焼き唐辛子」 とも
うたわれていることでもその普及ぶりが想像されます。
<text by M.I>


そんな内藤とうがらしのプロジェクトが只今進行しています。

5月7日 世田谷の畑にて苗を定植しました
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【終了】5月19日 13時~ 内藤とうがらしお話さろん
ダイニングカフェ結・YUIにて行います。
新宿区富久町16番10号 ニューライフ新宿参番館1階
【終了】 5月26日(日)11時~ 農山村ふれあい市(新宿大久保公園)にて内藤とうがらしの苗を販売します。
東京都新宿区歌舞伎町2-43


前回の定植したものがすくすく大きくなっています。(2013.6.1現在)

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新宿の農山村ふれあい市(2013.5.26)で内藤とうがらしの苗と東京の野菜の販売を行ないました。
その際に新宿の中山区長もブースに立ち寄り、立派な野菜に感心。
また今年も「新宿区役所で内藤とうがらしを育成します!」とのことでした。
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ぜひ、ふるってご参加ください!
今後も内藤とうがらしの情報を発信していきます。

内藤とうがらしプロジェクト 
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